【Jリーグ(J1) 結果】明治安田生命J1リーグは4月4日に第7節が開催。IAIスタジアム日本平には清水エスパルスが徳島ヴォルティスを迎えた。
明治安田生命J1リーグは4日、第7節の清水エスパルスvs徳島ヴォルティスが行われた。
前節5試合ぶりの白星で今季2勝目を手にした清水が、同じく前節に勝利して今季初勝利を飾った徳島をホームに迎えた、初連勝を目指すチーム同士の一戦。
清水は日本代表GK権田修一やチアゴ・サンタナ、竹内涼らを先発起用。対する徳島は垣田裕暉や渡井理己、岩尾憲らをスタメンで送り出した。
試合の序盤、清水がボールを保持して攻撃の糸口を探る時間が続く。14分にはボックス左でボールを持ったT・サンタナが左足のアウトにかけたシュートを放ったが、GK上福元直人に阻まれる。
前半半ばごろからは徳島がポゼッションで上回りはじめ、後方から繋いで攻め込んだ。20分にはボックス手前中央でボールを受けた鈴木徳真が左足で狙ったがヴァウドにブロックされた。
そして28分、清水陣内中央右でボールを持った宮代大聖がドリブルでボックス手前中央まで運んでミドルシュート。GK権田に弾かれたこぼれ球を自ら押し込み、徳島が先制する。
反撃に出る清水は42分に決定機。ボックス右の金子翔太がクロスを供給するとボックス内の後藤優介がヘディングシュートを浴びせる。しかし、枠の上端を捉えていたシュートはGK上福元が好守でかき出した。
1点を追う展開で試合を折り返した清水はハーフタイム中に三枚替えを敢行。後藤、金子、福森直也に代えてカルリーニョス・ジュニオ、中山克広、そしてU-24日本代表から戻ってきた原輝綺を送り出した。
後半開始早々、クロスを身体でブロックしたボックス内の鈴木義宜の手にボールが当たったとしてPKの笛。VARオンフィールドレビューによるチェックが行われても判定は変わらず徳島がPKを獲得し、キッカーの岩尾が確実に追加点を決めた。
直後の55分にもボックス左でボールを持った藤原志龍が右足でシュート。これはGK権田に阻まれたものの徳島が優位に進行する展開が続く。
打開が必要な清水は4枚目のカードで西澤健太に代えて中村慶太を起用した。対する徳島も渡井に代えて浜下瑛を送り出し、攻守のバランスを整える。
徐々に高い位置まで持ち運ぶ回数を増やしていく清水だったが、なかなかシュートを浴びせることはできず。71分、最後のカードで河井陽介に代えて鈴木唯人を送り出した。直後にはC・ジュニオがボックス手前中央から右足の強烈なシュートを放ったが、枠をわずかに外れる。
2点のリードを保つ徳島は終盤に差し掛かって鈴木徳、藤原、宮代、田向泰輝に代えて杉森考起、藤田譲瑠チマ、河田篤秀、ジエゴを立て続けに投入。後半ATにはカウンターから垣田が右サイドからのクロスに頭で合わせてチームの3点目を奪うと、徳島は今季初めて無失点で試合を終えた。
この結果、清水は4試合ぶりの複数失点を喫して敗戦。一方の徳島は今季初めての連勝を飾った。
■試合結果
清水エスパルス 0-3 徳島ヴォルティス
■得点者
清水:なし
徳島:宮代大聖(28分)、岩尾憲(54分)、垣田裕暉(90+2分)
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