新生ローマの補強第1号は元スペイン代表ペドロに？3年契約サインへすでに現地入り

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】今季限りでチェルシー（プレミアリーグ）を退団するペドロのローマ（セリエA）加入が間近に迫っている。

チェルシーとの契約を満了してフリーとなる元スペイン代表FWペドロが17日、ローマ加入へ向けてローマ市内に到着した。『Goal』の取材により明らかになった。

ペドロは2015年夏にバルセロナからチェルシーへ移籍。5年間にわたって所属し、2016-17シーズンのプレミアリーグ制覇など複数のタイトルを獲得した。しかし今シーズン限りでロンドンのクラブとの契約満了を迎えるため、スペイン人FWの獲得にはイギリス国内のクラブだけでなくスペインやフランスなどのクラブも関心を示し、争奪戦が繰り広げられた。そんな中、ペドロは新天地としてポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカ率いるローマを選択。正式契約を目指してすでに現地入りした。

元スペイン代表FWは17日、プライベートジェットでローマのフィウミチーノ空港に到着。18日にメディカルチェックを行ったのちに、ローマとの契約サインへ向かう。契約は2023年までの3年間となる。ローマでは、17日に米国人資産家ダン・フリードキン氏率いる新生ローマが誕生したばかり。ローマ新体制は、チームの補強第1号として、ワールドカップ（W杯）やEURO制覇に加えて、チャンピオンズリーグ優勝3回、ヨーロッパリーグ優勝1回と輝かしいキャリアを誇る33歳のベテランFWを指揮官のフォンセカに贈ることになる。