【欧州・海外サッカー ニュース】現地時間29日にコミュニティーシールドが行われ、プレミアリーグ王者のリヴァプールとFAカップ王者のアーセナルが激突した。
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、日本代表FW南野拓実の得点を喜んでいる。
プレミアリーグ王者のリヴァプールは、現地時間29日に行われたコミュニティシールドでFAカップ覇者のアーセナルと激突。試合の中では0-1のビハインドで迎えた73分に南野がネットを揺らして同点となりPK戦に突入したが、アーセナルがすべてのキックを成功させてタイトルを獲得した。
59分から途中出場してリヴァプール加入後初ゴールとなる同点弾を決めた南野について、クロップ監督が試合後に語っている。
「得点こそ決めていなかった時も彼にはチャンスがあり、迫る瞬間もたくさんあった。もちろんそれが助けになったし、状態は明らかに良い。それは彼が入ってきた時にみんなが目にしたと思う。特にプレシーズンであのパフォーマンスを発揮した後、彼の今のレベルからすればゴールを決めたのも少なからず当然のことだ。この重要な一歩を踏み出すことができたことにとても満足しているよ。彼にとっても、試合にとどまることになった私たちにとっても重要なものだった」
また、クロップ監督は「インパクトを与える可能性があるから私たちは彼とサインしたんだ。それは簡単に言える。プレシーズンの1度や2度の素晴らしいパフォーマンスで、彼の肩に必要のない大きなプレッシャーをかけたくはないがね」とも口にし、期待をしつつも過度なプレッシャーをかけることは禁物だと主張した。
指揮官から見て、南野は狭いエリアでこそ輝く能力を備えているようだ。
「私たちは良いフットボールをしているチームで、外から入ってくることは難しい。だが、彼は私たちにとって本当に有用な選手だ。そう言わせてくれ。今日は得点だけじゃなかった。(ラインの)間に入っていくし、狭いスペースでは本当にうまい。ファーストタッチは並外れたもので、ラインの間での判断速度は本当に速い。(得点だけでなく)それもかなり助けになるんだ」
今年1月にザルツブルクからリヴァプールに完全移籍した南野。2020-21シーズンは初めてビッグクラブで開幕を迎える勝負の年になりそうだが、指揮官は結果以外の部分も高く評価しているようだ。
Minamino has scored his first ever Liverpool goal – and what a game to do it in 😍pic.twitter.com/MhpL7OfK8F
— Goal (@goal) August 29, 2020
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