10年前に戻った…より攻撃に比重を/セルジオ越後 – セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」 – サッカーコラム : 日刊スポーツ

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後半、ヘディングでゴールを決める植田(撮影・PNP)

後半、ヘディングでゴールを決める植田(撮影・PNP)



守るために入れた植田が、点を取って勝ったね。おそらく森保監督は、この攻撃オプションは想定してなかったのだろう。今回のオランダ遠征で、このパターンは練習しなかったはず。セットプレーの練習で、植田は日本と対戦する相手役をやったんじゃないかな。

オランダ遠征が始まる前から、久保、南野、堂安、鎌田、原口らのトップ下への期待は高かった。でも2試合通して、2列目の選手がまともに攻撃に絡んだのは何回あるんだろうか。この2試合で森保監督は、まず失点しないことに徹底し、超守備的に戦った。そのため、久保を含めて全員が守備に追われて、本来の自分の仕事をする場を与えてもらえなかった。

守り勝つ。10年前のサッカーに戻っちゃったね。10年W杯南アフリカ大会で日本は、本田だけ最前線に立たせて2列目の大久保と松井は下がって守備をした。守って守って少ないチャンスで点が取れれば勝ったし、先制されたら追いつけない。このつまらなく発展性のないサッカーをいつまで繰り返すつもりなのかな。

世界基準だと小粒だが、今の日本代表には攻撃に才能がある選手がいる。負けない10月が狙い通りに終わったんだから、11月は勝ちにいくサッカーをしてはどうかな。久保や南野、堂安が最も得意とする高い位置で、より攻撃に比重を置く展開を作ってみたらどうだろう。限界を感じるかもしれない。でもそれはそれで1つの収穫だろう。手ごたえをつかむと、大きな自信になるはずだよ。チームとして挑戦しないままW杯にいくと、同じことの繰り返しになっちゃうからね。

アジア相手にいくら攻撃を仕掛けてたくさん点を取っても、ステージがW杯になると、まったく意味がないんだよ。無難に負けないサッカーを続ければ、森保監督の首はW杯までつながるかもしれない。でも、失敗する可能性が高いかもしれないけれど、強い相手を追い込むことができれば、チームとしても選手個々も大きな財産になるはずだよ。(日刊スポーツ評論家)











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