【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】フライブルク率いるクリスティアン・シュトライヒ監督は、シュトゥットガルトとのカップ戦に向けた会見の中でMF遠藤航の名前をあげた。
シュトゥットガルトは23日、年内ラストマッチとなるDFBポカール2回戦でフライブルクと対戦する。相手チーム率いるクリスティアン・シュトライヒ監督は、対戦を前に日本代表MF遠藤航がビッグクラブの関心を集めていると語った。
現地時間23日に行われるDFBポカール2回戦では、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州に所在する2チームのダービーマッチが実現。昇格組ながらボルシア・ドルトムントを5-1と粉砕するなど好調なシーズンを過ごすシュトゥットガルトが、開幕節での今季最初のダービーを制してからはしばらく白星から遠ざかるも、ここに来て5試合負けなしと復調するフライブルクをホームに迎える。
シュトライヒ監督はこの一戦に向けた記者会見で、シュトゥットガルトについて「彼らはスカッドの層に厚さがあり、クオリティが非常に高い」と警戒心を示すと、「シュトゥットガルトはプレー能力が高ければ、個の力も備えている。これからさらに上にいけると思うよ。(メンバーを)ある程度キープできれば、この先2年でまったく別のレベルに突き進むだろう」とも予想した。
さらにシュトゥットガルトの特徴について問われた同監督は、2選手について名指しで言及。「『エンドウ』と言うだけで十分だろう」と前置きしつつ、日本代表MFらについて以下のように続けた。
「ワタル・エンドウは、非常に大きなクラブが厳密に調査を進めている選手であることを私は確信している」
「ほかにも何人かの名前をあげることができる。彼らの個の力はなかなかのものだ。この前だってササ・カラジッチがウニオン・ベルリン戦で途中出場して、2ゴール叩き込んでいる。いずれも美しいゴールだったし、そのプレーはほぼワールドクラスと言えただろう」
リーグ公式サイトによれば、遠藤はブンデスリーガ第13節消化時点でデュエル勝利数「211」と、同カテゴリーの2位に大差をつけながら首位を独走。シュトライヒ監督は遠藤のプレーについては具体的には語らなかったものの、そのデュエルの強さに強い印象を受けたようだ。いずれにせよ、相手チームの会見で敵将に名前をあげられたことは、遠藤がそれだけの存在感を発揮している証と見ていいかもしれない。
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