【欧州・海外サッカーニュース】リヴァプールの南野拓実は、プレミアリーグでチャンスを得られるのだろうか。
イギリス『リヴァプール・エコー』は、リヴァプールの南野拓実がプレミアリーグ初得点以降、出番を失う現状を解説した。
2020年1月のリヴァプール加入から1年が経とうとした昨年12月、南野はクリスタル・パレス戦で念願のプレミアリーグ初ゴールを挙げた。待ちに待った待望の瞬間を迎えた同選手だったが、以降リーグ戦4試合連続で出番なし。その間、チームは1ゴールしか奪えておらず、3分け1敗と失速して暫定ながら4位にまで順位を落としている。
プレミアリーグ初ゴール後から出番を失った日本代表FWについて、『リヴァプール・エコー』は「タクミ・ミナミノの欠場は説明しがたい」と題して特集を組み、同選手の現状について伝えた。
同紙は、11月のマンチェスター・シティ戦を除いたすべての試合でベンチ入りする南野の状態に「フィットネス面で問題はない」とするも、リーグ戦で先発2試合、83分以降からの出場が4試合、計280分しかプレーできない現状を受けて「リヴァプールアタッカー陣の苦悩が続く中、どうしてミナミノはユルゲン・クロップの信頼を得られないのか」と疑問を呈している。
そして、直近のリーグ戦4試合でプレー時間のない理由について「おそらく、彼がアンフィールドに連れてこられた主な理由の1つ、ユーティリティ性があだになっている」とし、リヴァプールが依然として南野のベストポジションを見つけられないことがベンチを温める原因になっていると解説した。
また、以前のようにロベルト・フィルミーノの代わりにセンターフォワードのポジションで起用されるような「気配がない」とした一方で、ミナミノの最適なポジションについては「以前の彼にとってのベストゲームであった昨シーズン最終節のニューカッスル・ユナイテッド戦、そしてセルハースト(クリスタル・パレス戦)でもそうだったように、彼が本当にプレミアリーグで輝いているのは左だ」と主張している。
そして、21日にバーンリー戦、25日にFAカップ4回戦マンチェスター・ユナイテッド戦が開催される今週で、少なくとも1試合は日本代表FWにチャンスが与えられると予想。「リヴァプールがタイトル挑戦に向けてゴールを切望することから、クロップは必ずバーンリー戦で日本代表の起用を検討しなければならない」と提言した。
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