【欧州・海外サッカー ニュース】プレミアリーグ第23節で、アストン・ヴィラとアーセナルが対戦した。
プレミアリーグは6日に第23節が行われ、アストン・ヴィラとアーセナルが対戦した。
前節2人退場者を出して敗戦(1-2)、リーグ戦無敗記録が「7」でストップしたアーセナル。すぐさま勝利を取り戻したい中、敵地で好調アストン・ヴィラと激突した。出場停止のダビド・ルイスに代わりガブリエウ、レノに代わって今冬加入したライアンがデビューを飾った。なお、アストン・ヴィラGKマルティネスにとっては古巣対戦となった。
試合はいきなり動く。開始2分、最終ラインでセドリックとガブリエウが連係ミスすると、トラオレが見逃さずにボール奪取。ラストパスにワトキンスが合わせ、DFに当たったボールがネットに収まった。アストン・ヴィラが先制に成功する。
前節の嫌な流れを引きずり早々に失点したアーセナルは、ポゼッション率を高めて相手を押し込むが、規律の取れた守備を前になかなかチャンスを作れない時間が続く。それでも29分、ジャカが距離のあるFKを直接狙う。良いコースに飛んだが、GKマルティネスがファインセーブで防いだ。直後の31分、トラオレにボックス内に侵入されてトラオレにループシュートを許すもののGKライアンが好反応でストップ。44分にFKのこぼれ球からペペがシュートを放つが、枠に飛ばず。前半はアーセナルが1点ビハインドで折り返す。
アーセナルは後半開始早々にもCKのトリックプレーでピンチを迎えたが、シュートはGKの正面に。直後にもショートカウンターからワトキンスに2本のシュートを許すが、いずれもGKライアンが止めた。逆に52分、ペペがカットインから右足で狙う、枠の右へ外れた。55分もスミス=ロウがボックス内にドリブルで侵入するも、シュートはブロックされた。それでも、何度も敵陣ボックス内でチャンスを作る。
良い流れを掴んだアーセナルは59分、ラカゼットに代えてオーバメヤンを投入。64分、連携から裏を取ったペペのクロスにオーバメヤンが飛び込むが、DFの必死のブロックに防がれた。65分、アルテタ監督はセドリックを下げて新戦力ウーデゴールを投入。サカを左サイドバックに回し、攻撃的な布陣で勝負に出る。68分、サカのクロスにオーバメヤンが頭で合わせた。74分、足を痛めたトーマスに代えてウィリアンをピッチに送り出し、最後のカードを切る。
79分、グリーリッシュのシュートはGKライアンのビッグセーブでしのぐ。さらに83分のワトキンスのシュートは、枠の右へ外れる。逆に84分、ボックス内でウーデゴールがフリーでシュートを放ったが、枠の上へ飛んだ。結局試合はこのまま終了。アーセナルは猛攻実らず、アストン・ヴィラに0-1と敗れた。
アーセナルは、アストン・ヴィラに11月の第8節では0-3と完敗していたが、これで1992-93シーズン以来のダブルを喫することとなった。勝ち点31のまま、10位にとどまっている。一方2試合ぶり勝利のアストン・ヴィラは、勝ち点35で暫定9位に浮上した。
■試合結果
アストン・ヴィラ 1-0 アーセナル
■得点者
アストン・ヴィラ:ワトキンス(2分)
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